■ HWとJAZZのこと
■ HW
朝10時。 隣町のハローワークへ行った。
初めて訪れたので、
氏名や住所連絡先を登録して、 ハローワークカードを作った。
このカードがあれば、
全国のハローワークで求人情報を検索、応募できるそうだ。
■ 街
ある一社の求人に応募したかった。
会社を見学させてほしかった。
働いている現場や、働いている人を見たかった。
もう、人間関係のゴタゴタはうんざりだ。
ここTOKYOから3時間ほど北にある街にその会社はあって、
もっと言えば、工業製品を作っている工場だった。
その工場で「CAD」を使った設計、DTP、テクニカルイラストの仕事をしているらしい。
「 テクニカルイラスト」 この言葉が胸に響いた。
■ 昔のこと
もともと「テクニカルイラスト」を習得・実務にするために、 今の会社へ入社した。
「テクニカルイラスト」っていうのは、説明書に載ってる絵。
プラモデルだったら、 ”AのパートとBのパーツの間に、Cのパーツを挟んでください” みたいな文章と一緒に、A・B・Cのパーツの絵が描かれてる。
ドライヤーだったら、”このボタンを押すと、温風に変わります” みたいな文章と一緒に、ドライヤーの柄とボタンが描かれてる。
製品の説明を、絵で補うイラストのことを「テクニカルイラスト」っていうんだね。
海外では1つの分野として地位を確立し、絵の技術も表現力もとっても豊か。
日本は、説明書自体が「おまけ」「時間あったら作っといて」「そこにコストはかけない」 みたいに軽く見られていて、全然技術も表現力も発展してない。
野暮ったくて、面白みのない説明書が、未だに量産されてる。
あくまで主観だけど。
そんな「テクニカルイラスト」を、もっと表現豊かに、高いクオリティで制作するために、 今の会社へ入社した。
もっと、「テクニカルイラスト」の技術・品質を底上げしたかった。
5年も前の話だけど。
■ 昔のこと・2
何のいたずらか、 この5年間、一切「テクニカルイラスト」に携わってこなかった。
ITに始まり、ネットワーク設備、品質管理、経理…。
すぐ目の前にチャンスがあるのに、そこへ辿りつくことはなかった。
働く気持ちは、もう冷めてしまった。
しまいには人間関係に疲れて、 精神疾患を抱えて薬と病院通いの日々。
縁がなかっただけだ。
誰が悪いわけじゃない。
■(無題)
そんな泥に横たわるような生活の中で。
上記の求人を見つけた。 頑張ってみるよ。
■ THE WOODEN GLASS featuring BILLY WOOTEN
信じられないことだけど…!
ビリー・ウッテンのJAZZ CDが、 近所のTSUTAYAに置いてあった!
2枚も!!
このCDは1972年のLIVEを収録したJAZZのCD。
ポロンポロンと甘いヴィブラフォンの響きと共に、 ドラム・ギター・オルガンが、むせ返るような 熱いグルーヴを奏でる!
そして湧き立つ観客の声!
このCDを聞いて、初めて「JAZZってかっこいい!!!」って思った。
”夜の熱さ”とか”大人の渋さ”とか、何となくわかった気がするよ。
このCDを聞いたら、ひとまず気分が落ち着くもの。
このブログを読んでいるみんなも、 ぜひTSUTAYAを回って、
JAZZコーナーで探してほしい。
『THE WOODEN GLASS featuring BILLY WOOTEN LIVE』を。
忙しい人は、とりあえず下のYOUTUBEで聞いてほしい。